今月のPUSHもん アーカイブス

過去の「PUSHもん」をまとめました。

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【2006年8月のPUSHもん】

ベネチア国際映画祭ノミネート発表!

8月30日から9月9日まで開催される「第63回ベネチア国際映画祭」のコンペ作品をご紹介!

コンペ部門:
「蟲師(むしし)」
大友克洋監督、オダギリ ジョー、江角マキコ、大森南朋、蒼井優ほか出演

「パプリカ」
今敏監督

「Children of Men」
アルフォンソ・キュアロン監督、クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン出演

「ブラック・ダリア」
ブライアン・デ・パルマ監督、ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリ・スワンク、ミア・カーシュナー出演

「ボビー」
エミリオ・エステベス監督、シャロン・ストーン、アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、リンゼイ・ローハン、ローレンス・フィシュバーン出演

「The Queen」
スティーブン・フリアーズ監督、ヘレン・ミレン、ジェームズ・クロムゥエル、マイケル・シーン出演

「The Fountain」
ダーレン・アロノフスキー監督、ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ出演

「Hollywoodland」
アレン・コールター監督、エイドリアン・ブロディ,ベン・アフレック,ダイアン・レイン 出演

「Nuovomondo (The Golden Door)」伊・仏
Emanuele CRIALESE監督、Charlotte Gainsbourg, Vincenzo Amato, Francesco Casisa出演

「Fallen」オーストリア
Barbara ALBERT監督、Nina Proll, Birgit Minichmayr, Ursula Strauss出演

「La stella che non c'e」伊ほか
ジャンニ・アメリオ監督、セルジオ・カステリット, Tai Ling出演

「Daratt」チャド・仏ほか
Mahamat-Saleh HAROUN監督、Ali Barkai, Youssouf Djoro, Hisseine Aziza出演

「L'intouchable」仏
ブノワ・ジャコー監督、Isild Le Besco, Berangere Bonvoisin, Marc Barbe出演

「Nue propriete」ベルギー
Joachim LAFOSSE監督、Isabelle Huppert, Jeremie Renier, Yannick Renier出演

「Private Fears in Public Places」仏
アラン・レネ監督、Lambert Wilson, Sabine Azema, Andre Dussollier, Laura Morante, Pierre Arditi, Isabelle Carre出演

「Quei loro incontri」伊
Jean-Marie STRAUB監督,「Daniele HUILLET監督
Angela Nugara, Vittorio Vigneti, Grazia Orsi出演

「Zwartboek」オランダ
ポール・バーホーベン監督、Carice van Houten, Thom Hoffman, Sebastian Koch, Halina Reijn出演

「Ejforija」ロシア
Ivan VYRYPAEV監督、Polina Agureeva, Maxim Ushakov, Mikhail Okunev出演

「Fangzhu」
ジョニー・トー監督、フランシス・ Ng, ニック・チョン, サイモン・ヤム,アンソニー・ウォン出演

「Hei yanquan」
ツァイ・ミンリャン監督、Kang-Sheng Lee, Shiang-Chyi Chen出演

「Sang sattawat」タイ
Apichatpong WEERASETHAKUL監督、Nantarat Sawaddikul出演

【2006年7月のPUSHもん】

第43回大鐘賞映画祭結果発表!
韓国の映画賞、第43回大鐘賞映画祭の結果が発表になりました。
今年は、歴史大作「王の男」が圧勝だったようです。日本での公開望む!
◆最優秀作品賞:「王の男」
◆最優秀監督賞:イ・ジュンイク監督(「王の男」)
◆主演男優賞:カン・ウソン(「王の男」)
◆主演女優賞:チョン・ドヨン(「君は僕の運命」)
◆助演男優賞:ユ・ヘジン(「王の男」)
◆助演女優賞:カン・ヘジョン(「トンマッコルへようこそ」)
◆新人監督賞:ハン・ジェリム(「恋愛の目的」)
◆新人男優賞:イ・ジュンギ(「王の男」)
◆新人女優賞:チュ・ジェヒョン(「死生決断」)

作品賞ノミネート:
「親切なクムジャさん」「台風」「ウェルカム・トゥ・トンマッコル」「君は僕の運命」

監督賞ノミネート:
クァク・キョンテク(「台風」)、ミン・ギュドン(「私の生涯でいちばん美しい1週間」)、パク・チャヌク(「親切なクムジャさん」)パク・ジンピョ(「君は僕の運命」)

主演男優ノミネート:
チャン・ドンゴン(「台風」)、イ・ジョンジェ(「台風」)、ファン・ジョンミン「君は僕の運命」、リュ・スンボン「死生決断」

主演女優ノミネート:
チョン・ドヨン、イ・ヨンエ(「親切なクムジャさん」)、チョン・ジヒョン(「デイジー」)チャン・ジニョン(「青燕」)、キム・ヘス(「赤い靴」)

助演男優ノミネート:
アン・ソンギ(「デュエリスト」)、イム・ハリョン(「トンマッコルへようこそ」)、チャン・ハンソン(「強力3班」)、シン・グ(「大胆な家族」)

助演女優ノミネート:
ナ・ムンヒ(「君は僕の運命」)、イ・フィヒャン(「愛を逃す」)、カン・ソンヨン(「王の男」)、キム・スミ(「家門の危機」)

新人男優ノミネート:
キム・ミンジュン(「強力3班」)、タク・ジェフン(「家門の危機」)キム・シフ( 「親切なクムジャさん」)、チョン・ギョンホ(「私の生涯で一番美しい一週間」)

新人女優ノミネート:
チョ・イジン(「台風太陽」)、ハン・ジミン(「青燕」)、キム・ユジョン(「私の生涯で一番美しい一週間」)、ソン・ヘギョ( 「波浪注意報」)

■【カルロビバリ映画祭結果発表】
コンペ部門
グランプリ:
「Sherrybaby」(Laurie Collyer監督(女性))アメリカ *マギー・ギレンホール主演。ドラッグ中毒の女性が厚生する話。
特別賞:
「Beauty in Trouble」(Jan Hrebejk監督)チェコ *三角関係を描く。
「Christmas Tree Upside Down」(Ivan Cherkelov監督)ブルガリア *クリスマス・ツリーにまつわる6つのストーリー
特別賞佳作:
「This girl is mine」(Virginie Wagon監督(女性))フランス *赤ん坊を誘拐された女性の孤独と再生の物語。
監督賞:
Joachim Trier監督(「Reprise」)ノルウェー *若者の日常を追った青春もの。トリフォーに影響を受けたという若手監督の作品。
女優賞:
マギー・ギレンホール(「Sherrybaby」)ジェイクの姉。体当たり演技に期待大。
男優賞:
Andrzej Hudziak(「Several people,Little time」ポーランド 70年代後半のワルシャワが舞台の盲目の女性と詩人の話。)

「Sherrybaby」はアメリカの作品だし主演女優も有名どころなので、日本でも何らかの形で公開してくれるでしょう。個人的には、監督賞をとったノルウェーのJoachim Trier監督に注目。今年の釜山国際映画祭に、出てきてくれるとうれしいのですが。


■【2006年カンヌ国際映画祭結果発表!】

パルムドール:「THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY」
(ケン・ローチ監督・英 )*アイルランドが舞台の歴史モノ

グランプリ:「FLANDRES」
(ブリュノ・デュモン監督・仏)*戦争もの

監督賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
(「バベル」、ブラッド・ピット、役所広司出演)

脚本賞:ペドロ・アルモドバル監督
(「ボルベール」・スペイン、ペネロペ・クルス出演)

男優賞:ジャメル・ドゥブーズほか
(「INDIGENES」・ラシッド・ブシャール監督・フランス/モロッコ/アルジェリア合作)*ナチス時代を描いた戦争歴史映画。

女優賞:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラほか
(「ボルベール」)

審査員特別賞:「RED ROAD」
(アンドレア・アーノルド監督・イギリス)*防犯カメラのオペレーターの話。

その他のコンペティションノミネート作品:
「ワニ」(ナンニ・モレッティ監督)
 *イタリアのベルルスコーニ首相をワニにたとえて風刺した作品。
「チャルリーによると」(ニコル・ガルシア監督)
「SUMMER PALACE」(ロウ・イェ監督)
「LAITAKAUPUNGIN VALOT」(アキ・カウリスマキ監督)
「マリー・アントワネット」(ソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンスト出演)
「SOUTHLAND TALES」 (リチャード・ケリー監督)
「FAST FOOD NATION」(リチャード・リンクレイター監督 )
「LA RAISON DU PLUS FAIBLE」(リュカ・ベルヴォー監督)
「CEYLAN IKLIMLER」(ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督)
「JUVENTUDE EM MARCHA」(ペドロ・コスタ監督)
「EL LABERINTO DEL FAUNO (Pan's Labyrinth) 」(ギレルモ・デル・トロ監督)
「QUAND J'ETAIS CHANTEUR」(ザヴィエル・ジャノリ監督)
「L'AMICO DI FAMIGLIA」パオロ・ソレンティーノ監督

【クロージング】:
「トランシルバニア」(トニー・ガトリフ監督)

【その他】:
「ワールド・トレード・センター」オリバー・ストーン監督
「Xメン」
「SHORTBUS」ジョン・キャメロン・ミッチェル監督
「黒社会2」ジョニー・トー監督
「絹」ス・チャオピン監督
「許されざる者(原題)」(ユン・ジョンビン監督)ホ・ジョンウ、ソ・ジョウォン主演
「SKETCHES OF FRANK GEHRY」(シドニー・ポラック監督)

【2006年3月のPUSHもん】
■【2006年アカデミー賞発表!】
♪はbossaの勝手に予想
 作品賞までは100%的中でしたが…。いやあ、びっくりの結末。でもまあ、今年は、どれもエンタテイメント作品ではなかったし、「クラッシュ」もとても良い作品だったので、大満足!

【作品賞】
「ブロークバック・マウンテン」大本命!
「カポーティ」
「グッドナイト&グッドラック」
「ミュンヘン」
★「クラッシュ」いい作品ではあったけど、まさか… 

 

【監督賞】
★アン・リー (ブロークバック・マウンテン)♪大当たり!
ベネット・ミラー(カポーティ)
ジョージ・クルーニー (グッドナイト&グッドラック)
スティーヴン・スピルバーグ (ミュンヘン)
ポール・ハギス(クラッシュ)

 

【主演男優賞】
★フィリップ・シーモア・ホフマン
 (カポーティ)♪♪大当たり!

ヒース・レジャー
 (ブロークバック・マウンテン)個人的好み
ホアキン・フェニックス
 (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
デヴィッド・ストラザーン
 (グッドナイト&グッドラック)
テレンス・ハワード (Hustle & Flow)

【主演女優賞】
★リース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)♪大当たり!
フェリシティ・ハフマン
 (Transamerica)演技力重視ならこちら
キーラ・ナイトレイ (プライドと偏見)
ジュディ・デンチ
 (Mrs .Henderson Presents)
シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)

【助演男優賞】
ポール・ジアマッティ (シンデレラマン)
マット・ディロン (クラッシュ) 祝復活!
★ジョージ・クルーニー
 (シリアナ)♪♪大当たり!

ジェイク・ギレンホール
 (ブロークバック・マウンテン)
ウィリアム・ハート
 (ヒストリー・オブ・バイオレンス)

【助演女優賞】
ミシェル・ウィリアムス
 (ブロークバック・マウンテン)
エイミー・アダムス (Junebug)
★レイチェル・ワイズ
 (The Constant Gardener)♪♪大当たり!

キャスリーン・キーナー (カポーティ)
フランシス・マクドーマンド
 (スタンドアップ)好きな女優さんなので

【2006年2月のPUSHもん】
■【2005年のMyベスト映画】 レビューはこちら

BEST1 「輝ける青春」
BEST2 「パッチギ!」
BEST3 「ライフ・イズ・ミラクル」「そして、ひと粒のひかり」「大統領の理髪師」

番外編:「ウェルカム・トゥ・ドンマッコル」(公開前だけど韓国で見た)
「インファナル・アフェア3部作」
「フィツカラルド」(古い映画だが、荘厳さに圧倒された)

ちょっと遅くなりましたが、2005年のマイ・ベスト映画を発表します。
今年のベスト1は年末、駆け込みで見た「輝ける青春」、
そしてベスト2は「パッチギ!」となりました。
イタリアと日本という大きな違いはありますが、どちらも60年代の熱き青春時代を描いています。今年は不覚にも泣かせまっせー映画のツボにはまり、大いに泣かせてもらいました。
ベスト映画の国籍は、イタリア、日本、韓国、セルビア(フランス)、コロンビア(米国)と、全部バラバラで、ハリウッド映画が1本も入らなかったのが今年のポイントです。
日本でも世界各国の質の高い映画が公開されるようになってきた証拠でしょう。
今年も精力的に英語圏以外の映画を見ていこうと思っています。

【2006年1月のPUSHもん】
■ゴールデン・グローブ賞発表!
アカデミー賞の前哨戦ともいえるゴールデン・グローブ賞が発表になりました!
主要部門は下馬評どおり。「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」と「「ブロークバック・マウンテン」がアカデミー最有力候補?
主演男優は二人とも伝記モノで、ホフマンなんか体型&顔までそっくり!
最近の男優部門は、物マネ大賞化してません?(^^;)
BOSSA的には「プロデューサーズ」が楽しみ。旧作はテレビで見ましたが、
やっぱりミュージカルはスクリーンで見ないとね。
ドラマ部門主演女優受賞のフェリシティ・ハフマンは「デスパレートな妻たち」で子だくさん妻を好演してます。夫はウィリアム・H・メイシーだそうです(初めて知りました)。

【作品賞】
◇ ドラマ部門
「ブロークバック・マウンテン」
「コンスタント・ガーデナー」
「グッドナイト&グッドラック」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「マッチ・ポイント」
◇ コメディ・ミュージカル部門
「Mrs. Henderson Presents」
「プライドと偏見」
「プロデューサーズ」
「The Squid and the Whale」
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
◇ 監督賞
ウッディ・アレン (Match Point)
ジョージ・クルーニー (グッドナイト&グッドラック)
ピーター・ジャクソン (キング・コング)
アン・リー (ブロークバック・マウンテン)
フェルナンド・メイレレス (コンスタント・ガーデナー)
スティーヴン・スピルバーグ (ミュンヘン)
【主演男優賞】
◇ ドラマ部門
ラッセル・クロウ (シンデレラマン)
フィリップ・シーモア・ホフマン (カポーティ)
テレンス・ハワード (Hustle & Flow)
ヒース・レジャー (ブロークバック・マウンテン)
デヴィッド・ストラザー ン(グッドナイト&グッドラック)
◇ コメディ・ミュージカル部門
ピアース・ブロスナン (The Matador)
ジェフ・ダニエルス (The Squid and the Whale)
ジョニー・デップ (チャーリーとチョコレート工場)
キリアン・マーフィ (Breakfast on Pluto)
ネイサン・レイン (プロデューサーズ)
ホアキン・フェニックス (ウォーク・ザ・ライン 君につづく道)
【主演女優賞】
◇ ドラマ部門
マリア・ベロ (A History of Violence)
フェリシティ・ハフマン (Transamerica)
グウィネス・パルトロウ (プルーフ・オブ・マイ・ライフ)
シャーリーズ・セロン (スタンドアップ)
チャン・ツィイー (SAYURI)
◇ コメディ・ミュージカル部門
ジュディ・デンチ (Mrs. Henderson Presents)
キーラ・ナイトレイ (プライドと偏見)
ローラ・リニー (The Squid and the Whale)
サラ・ジェシカ・パーカー (The Family Stone)
リース・ウィザースプーン (ウォーク・ザ・ライン 君につづく道)
◇ 助演男優賞
ジョージ・クルーニー (シリアナ)
マット・ディロン (クラッシュ)
ウィル・フェレル (プロデューサーズ)
ポール・ジアマッティ (シンデレラマン)
ボブ・ホスキンス (Mrs. Henderson Presents)
◇ 助演女優賞
スカーレット・ヨハンソン (マッチ・ポイント)
シャーリー・マクレーン (イン・ハー・シューズ)
フランシス・マクドーマンド (スタンドアップ)
レイチェル・ワイズ (コンスタント・ガーデナー)
ミシェル・ウィリアムス (ブロークバック・マウンテン)

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