旅先で出会ったCINEMAたち

韓国編 KOREA
2004.1.17-1.19

2004年1月。大ヒットドラマ「冬のソナタ」で見た雪のソウルへ。
ドラマチックな出会いは期待せず、もっぱら“食い気”に走った3日間の旅日記です。
参照CINEMA:「猟奇的な彼女


1月17日*日本→ソウル 南大門市場 汗蒸幕 
1月18日*ソウル 参鶏湯 仁寺洞 NANTA 明洞 東大門市場 屋台       
1月19日*ソウル→日本 冷麺 餃子 


1月17日

 3日前から出されていた「雪」の天気予報が気になって朝7時に起床。電車で行くか、バスで行くか、迷いに迷い、結局一番楽なバスで成田へ向かう。
昼12時50分発の大韓航空でソウルへ向かう予定だったが、ソウルが雪のため飛行機が遅れているとのことで、1時20分出発に変更になっていた。
大韓航空の機内食は、ソフト麺の焼きうどん?とパスタサラダ。どういう組み合わせ?? 
話には聞いていたが…。でも、乗る前にしっかりサーモンクリームチーズのベーグルを食べていたから大丈夫。
飛行機は旧正月前のせいか、満席状態。
たった2時間のフライトで3時半に仁川空港へ到着。2,3年前にできたばかりの空港で、広くて近未来的な作りである。外はうっすら雪化粧。
1時間半ぐらいかかってソウルの市街地へ。周りの綺麗な景色を見ながらの移動なので、それほど遠く感じない。
市街地到着。メインストリートが異様に広く、10車線以上ある。「韓国は戦争が起こったときに、戦車や飛行機が通りやすいように、道が広いんです」とガイドが説明してくれた。経済的にも発展していて、治安もいい国なのだが、いつ戦争が起こってもおかしくない“事情”を抱えた国でもあることを思い出した。
ガイドは「焼肉は、あそこはおいしくない」「汗蒸幕はどうするんだ」などなど、どこかに連れて行きたいらしく、あれこれ、私たちの計画に横槍をいれてくる。いろいろ予定を入れたくないからフリーにしたのに、言われるままに予定を入れたら意味ないじゃーん!
でも、あんまりしつこいので、とりあえず、翌日の「NANTA」の予約だけを頼むことにした。
もちろん、しっかり「いくらだ」「定価じゃないなら自分で予約する」などとマージンは払わないことを確認。ケチ道を貫くには、地道なチェックが必要なのである。


◆南大門市場
 ホテルは市庁駅のすぐ近くにある「ニューソウル」。ビジネスホテルなのでロビーは広くないし、ドアマンもいない。あまり期待していなかったが、部屋は改築したばかりなので、予想以上に綺麗で広くて大満足。場所もいいしね。とりあえず拠点選びは成功だ。
 ガイドが帰り道だというので(ほんと?)、歩いて昔ながらの商店街「南大門」へ連れて行ってくれる。南大門は明洞の南側にあるのだが、歩いて15分ぐらい。思ったよりも近かった。
町の感じは、香港でいえば「女人街」みたい。食べ物から衣類まで、雑多に並んでいる。さっそく日本語で呼び込みされるが、まず「メガネ屋」へ直行する。ためしに私のド近眼メガネを作るとしたらいくらになるか聞いてみると、気が強そうな店員が「目悪すぎるねー。1万5千円するよー」。
3千円でメガネを作ることはここ韓国でもやっぱり無理のようだ。(あたりまえ?!)
南大門市場では、みかんなど見慣れた果物のほかに、干し柿が大量に並んでいた。日本ではあまり見られなくなったが、こちらでは庶民の食べ物なのかもしれない。
お次は南大門の食堂で、「魚のキムチチゲ」と、「ネギ焼き」、そしてビールを頼む。グツグツ煮たっている鍋が超うま〜! 魚のダシがよくきいていて、キムチの味とマッチしている。


◆東大門市場
 8時過ぎ、そろそろ東大門市場も開く時間なので、地下鉄で東大門へ移動。東大門は、道が広く、ビルがたくさんあって、とっても歩きにくい町である。業者が品物を買いにくる卸の町なので、観光客向けに作られていないのだ。
夜9時だというのに、ファッションビルの前では、BOAのような若者が、歌って踊ってのカラオケ大会(歌手のオーディション?)をやっている。土曜の夜だし、旧正月前ということもあるのだろうか。地元の人たちはずいぶん盛り上がっている。
しかし、観光客である私たちは足を止めず、地図を片手に目的の「光煕市場」へ。道が広すぎて、横断歩道が見当たらず、道の向こうに渡るのにひと苦労。まだ来たばかりなのに、階段の上り下りですでに足が疲れてしまった。
やっと市場に到着。だが、あたりは真っ暗で人もほとんどいない。夜9時から開くというガイドブックが間違っていたの??若い警官がいるので、片言の英語と流暢な日本語で質問。どうやら、土曜は休みのようだ。せっかく来たのにー。リサーチ不足をちょっと反省。

◆汗蒸幕
 まだホテルに帰るのは早いので、明洞の「汗蒸幕」をチェックしにいく。
明洞駅を降りるとすぐ目の前に「天地然」という看板が目に入る。店を覗くと、さっそく客引きにあう。明日の夜行く予定だったが、予約いれなくてもokというから「基本コース」と「ヨモギ蒸し」を受けることにする。しめて1万円!カードで払いたい、と粘るが、現金オンリーといわれてしまった。
ウワサの「汗蒸幕」はドーム型の暖炉の中で焚き火をしている感じ。むちゃくちゃ暑いけど、スポーツジムのサウナのような息苦しさはない。気持ちよく汗がジワジワ出てくる。
あんまり長居してぶっ倒れてしまっては元も子もないので、ほどほどで外に出、水をガブガブ飲んで休む。低温サウナには、木の枕が置いてあり、寝転がっているとついウトウト。気持ちよかあ〜。
コースを頼んでしまったために、係員から「16番こっちきて」と、呼ばれてしまう。もうちょっとゆっくりしたいのにー。
続いて「ヨモギ蒸し」。沸騰させたヨモギ湯を、穴の開いた椅子の下におき、その上にマントを羽織って座る、という、とても原始的だが効率のいいエステである。
これだけで2000円もとるのは、ちょっと高い気がしたが、観光客用の店だし仕方ない。はじめは、熱くて座れないので、顔をスチームするように言われ、私は、無謀にも椅子の穴に直接、顔をつけようとする。係員が慌てて止めてくれたがよかたが、危うく顔面大やけどするところであった。我ながら“チャレンジャー”である。
 少し熱もおさまってきたので、椅子に座る。が、まだ熱い。自分でマントをパタパタさせながら風を送り、熱さを調整するように言われる。お尻を時々浮かせたりしながら、熱さをしのぐ。これが、けっこうきつい。ぐっと我慢して、30分。ようやくマントから開放される。

◆アカすり
 
もう1度、低温サウナでヌクヌク。つづいて、地下にある、お風呂へ案内される。ジャグジーはもちろん、人参風呂、黄土風呂、よもぎ風呂があり、ちょっとした温泉気分である。
地元の人は、汗蒸幕とお風呂だけ使って帰る人がほとんどのようだ。それだけでも価値あり。そして、いよいよアカスリへ。苦手なアカスリに私の敏感肌は耐えられるだろうか。(結果は後日談へ
ウワサにきいていた、“黒い下着姿”のおばちゃんたちが私たちを手招きしている。ツルツルのビニールでできたベッドにうつぶせに寝かされ、あとはお任せ「まな板の鯉」状態。思ったよりアカスリは痛くない。続いておばちゃんの力強いオイルマッサージ。そして、キュウリパック。最後にシャンプー
なすがまま状態の自分がなんだかおかしくて、笑いを堪えるのに必死だった。途中、足裏の角質とりをすすめられるが、私は角質ほとんどないので断る。日本人客にはほぼ全員にすすめていた。商売上手だ。
夜10時ごろから12時ごろまで、約2時間。なかなか充実した気持ちのいい時間を満喫する。気持ちよかったので「明日、汗蒸幕とお風呂だけ使いたい」と言ったら、「ほんとはだめだけど、特別にいいよ」と言う。地元の人はみんな使ってるのに、だめなわけないだろー!と、突っ込みたくなったが、ぐっと抑える。
お店の車でホテルまで帰る。明洞も、さすがに12時だと人もまばら。ホテル近くのセブンイレブンでビールを買出し、部屋でかんぱーい。お肌もツルツルで若返った気分♪ 東大門に振られはしたが、まずまずのスタートだ。
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1月18日

朝、10時起床。空は曇っていて、雪もチラチラ舞っている。寒いし、午前中はすることないし、部屋でヌクヌク。11時過ぎ。お腹もすいてきたので、「土俗村参鶏湯」という店へタクシーで行くことにする。タクシーの運転手は英語も日本語も通じず、地図を見せるがよくわからないらしい。でも、店にわざわざ電話をしてくれる。親切な運転手さんに感謝!

◆参鶏湯
 
「土俗村参鶏湯」
は、古いお屋敷を店にした感じで雰囲気がある。オンドル(床暖房)の部屋に通され、ペチュキムチとカクテキ、生ニンニクと味噌、そしてメインのグツグツ煮たった「参鶏湯」(1100円)を食す。
薬膳というから薬臭いのかと思ったらとんでもない!朝鮮人参、ナツメ、栗、ニンニクが入った乳白色のスープが最高に美味!!身体の隅々まで旨味がジワジワ伝わってくる。
残さず食べたかったのだが、量が多すぎて、泣く泣く残す。スープだけでも家にもって帰りたい。この味は現地でなきゃ食べられない味。超オススメの一品だ。
隣では、お金持ちそうなコレアンが日曜の昼食を家族で楽しんでいる。みんなさすがに食べ方が上手だった。

教訓:寒さ対策に持っていった足裏カイロをスニーカーの中に敷く。これで、雪でもへっちゃらだわ。あったかーい♪と、喜んでいたのは、わずか3分。みるみる足裏が“ホッ、ホッ!”(by マシュ−南)足裏カイロは足先のみにしましょう。

◆仁寺洞
 「NANTA」の開演時間まで間があるので、雪の中、地下鉄で仁寺洞(インサドン)へ。狭い道に小物や陶磁器、骨董品などの小さな店が並んでいる。
日本でいえば裏原宿、といったところか。現地の若い人たちもけっこういる。デートスポットのひとつなのかもしれない。
土産物屋でちょっと買い物しながら過ごす。いたるところで、アジサイのお茶の試飲をする。淡白な味だが、体にいいらしい。でも、高いので買うのをやめる。
途中、おじさんが作ってたかぼちゃ飴がおいしそうだったので一つ買ってみる。(後日談へ
大通りの近くの喫茶店に入り、韓国の伝統茶「五味子茶」を飲んでみる。ホットだと栄養分が抜けてしまう、と言われたので寒いけどアイスにした。酸味があって「ハイビスカスティー」のようなだが、飲んだあとに苦味がじわっとくる。
はじめは不思議な味に戸惑ったが、その美味にはまる。
五味子茶:干したオミジャ(五味茶)の実で作る。甘味、すっぱい味、苦い味、辛い味、塩味の五つの味を持っている。昔から強壮剤として知られており、肺を保護し、去痰、鎮咳にも効果がある。

◆NANTA
 舞台「NANTA」は3時からなので、15分前にタクシーに乗れば、5分で着くだろう。そう思ってゆっくりしてから通りへ出る。ところが、タクシーの運転手に地図を見せると、意味不明の言葉で乗車拒否されてしまう。試しにもう1台きいてみるが、やっぱり乗車拒否。車線が多すぎて、ここからじゃ右折できない、と言ってるようだが、じゃあ、どこから拾えばいいの??自分たちがいる場所も定かでないので、道端のスタンドにいるおばさんに地図を見せるが、埒があかない。
そんなこんなで時間はあっという間に開演5分前。
もう絶対に間に合わない…せっかく予約したのにー。
もっと早めに移動しておくべきだった。
などなど、頭の中は後悔の嵐。タクシーをあきらめて、地下鉄で市庁駅まで行き、歩いていくことにする。もう入れてくれないかもしれないけど。雪がどんどん強くなるなか、ナンタ劇場まで15分ぐらい歩く。
3時20分ナンタ劇場到着。チケット売り場は閉まっている。やっぱりダメか…。中に入ってダメ元で係員に予約した、と話すと、案外すんなり入れてくれた。満席でなかなかとれない、とガイドは言っていたが、空席もある。ちょっと拍子抜けした。
舞台は、老若男女、万国共通で楽しめるパフォーマンス。ところどころ客を巻き込む演出が施されているので、飽きずに楽しめた。オチ担当のアーチストは格好よくはなかったが一番上手だった。

◆明洞
 ホテルで少し休憩してから明洞の街へ。ウエスティンホテル、ロッテホテルの前をとおり、焼肉専門店「ノビチプ」へ。店は日本人だらけで、やっぱりここでも女性同士の客ばかり。毎度のことだが、日本人男性はいったいどこで何して遊んでるんだろう?
ガイドブックに書いてあった牛タンと骨付きカルビを頼む。どちらもみたこともないぐらいビッグ・サイズ!(ちなみに値段も日本の焼肉屋並み)でも、軽く平らげてしまう。ビールは高いのでほかの店で飲みなおそう、ということになり、夜の街へ。
お洒落な靴屋を探すが、方向音痴の私は、南へ向かっているつもりが西へ向かってしまう。
明洞の街は東京でいえば、新宿歌舞伎町といったところか。意外に小さくて端から端まで、すぐに歩けてしまう。
靴屋やスポーツショップなどを見ながらぶらぶらする。

◆再び東大門市場
 
9時になったので昨日振られた東大門へ。今日もまた地下鉄出口から市場までたどり着くのに一苦労。どうやら、東大門駅の1つ手前のスタジアム駅で降りたほうが行きやすいようだ。
今日は昨日と違って、人も車も明かりもたくさん。皮製品が豊富な「光煕市場」はビルの2階にあった。小さな店が迷路のような通路にところ狭しと並んでいる。皮ジャンだらけで、どの店を選んでいいのかわからない。
日本の雑誌で紹介されました、というチラシがはってある店もあったが、おばさんがやっている小さな店に目をつける。色がいろいろあり、デザインも豊富。丈が短めなジャケットだと1万5千円。膝丈のハーフコートだと2万5千円、といわれる。(この値段はどの店でも同じ。たぶん日本人用価格なのだろう)いろいろ試着してみて、膝丈のコートにも心惹かれるが、気軽に着れてお徳感のあるカーキー色のジャケットを買う。これなら、秋に重宝しそうだ。
と、かなり満足。

◆屋台
 
そろそろ小腹が空いてきた。寒いけど、屋台で一杯ひっかけて帰ろう、ということになり、東大門の屋台でビールと焼き鳥、キムパブを注文。味はまあまあかな。
東大門からの帰り。地下鉄で大ミス。いつもの路線と違う路線で帰ろうということになったのだが、方向がよくわからない。よかれと思って降りたホームで、目に入った単語が、逆方向の駅名。慌てて、駆け出し、逆方向行きの列車に飛び乗る。
ところが、これが大失敗。実はさっき待っていたホームが正しかったのだ。毎度のことだが(詳細を知りたい方はタイ旅日記へ)また、やってしまった!まあ旅にトラブル慌て癖、なんとかならないものだろうか、と思いながらも、楽しんでる。

後日談:部屋に戻ったらジンマシンが発生。おそらく昨日のあかすり&オイルマッサージが私の肌には刺激的すぎたのだろう。夜眠れなくなりそうなので、ビールをあきらめ、薬を飲んで寝る。
 
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1月19日

9時半に起床。今日は昨日と違ってよい天気。やっぱり天気だいいと気持ちも軽くなる。あっという間の最終日。せっかくだから、昨日買った皮のジャケットを着て出かける。
あまり時間もないので、歩いて行ける明洞を歩き回ることにする。
 ロッテ百貨店に行く途中で「こんにちは。昨日の運転手だよ」と声をかけられ、つい「昨日はどうも」と明るく返事をしてしまう。
その流暢な日本語を操るオヤジはさっそく「どこいくの。ロッテ百貨店はこっちだよ」「僕の妻がやっている店のほうが安いよ。案内するよ」と言い出した。
よくよく考えてみると、昨日、親切にしてもらったタクシーの運転手は、日本語がまったく通じなかったはず。「運転手だ」と言って近づいて客引きをする、という手口らしい。
もちろん、すぐにおかしいと気づいて着いていかなかったので、オヤジはあっさり引き下がった。

◆冷麺
ロッテ免税店をちらっと覗いた後、早めの昼飯。冷麺専門店の「明洞ハムンミョノク」へ行く。日本の焼肉屋と違って、麺はソーメンのように細いがコシはある。さっぱり味とこってり味、両方食べてみるがやっぱりさっぱり味がおいしい。

◆餃子
お腹が少し落ち着いたので明洞の街をブラブラ。天気がいいので、ただ歩いているだけでも気持ちがいい。おしゃれな靴屋やコスメショップを眺めたあと、おいしそうな餃子屋「明洞餃子」の前で足が止まる。ちょうど昼時で賑わっているので、餃子だけ食べてみることに。蒸し餃子がGOOD!やっぱり中華料理は万国共通の人気があるのだ。

ロッテデパートの地下でペチュキムチエゴマの葉のキムチを買う。さすが、観光客慣れしている。みんな日本語が上手で、つい誘いにのって試食してしまう。
 韓国菓子も大量に売っていたが、餅菓子は一日しかもたない、と言われて買うのを諦める。年末なので、里帰り時の土産用に買うのだろうか。
10階の免税店では化粧品、ニンジンパックを購入。免税店の充実ぶりにはびっくり。
ショッピングをしていると、あっという間に時間がたってしまった。 

3時にホテルに戻り、帰途に着く。対抗車線はひどい渋滞だ。水曜から旧正月なので、里帰り渋滞が始まっているのだという。
道すがら、愚痴っぽいガイドから「『冬のソナタ』主演女優ご対面ツアー」大騒動の顛末を聞かされる。
(ニュース記事要約:韓国ドラマ「冬のソナタ」の主演女優とご対面ツアーをJTBが企画したが、女優側と旅行会社の話が折り合わず対面は実現しなかった。ツアー客からは「だまされた。お金を返して」などと怒りの声があがり、結局、JTBは参加者250人分のツアー代金を全額返金した。)
 このツアーを企画していたのが、ガイドが所属する会社の副社長。そのアホが、自分の成績をあげようと女優のアポを取る前にツアーを企画してしまったのだという。
 ガイドは「もうJTBから仕事がこない」「会社がつぶれるかもしれない」「ただでさえ給料安いのに仕事なくしたらどうしてくれるんだ」、などとブツブツ文句を言っていた。
  
そんなこんなであっという間に、空港に到着。買い忘れた化粧品があるので、早々にチェックイン。空港の免税店は、ものすごーく広くて、すべての店を歩くのは軽く一日かかりそうである。
 品物もロッテ免税店をうわまわる充実ぶり。もっと、いろいろ見て回りたかったが、出発の時間がきてしまい、諦める。次回くるときには、空港で一日ショッピングするぞ!

 定刻どおり出発。隣の酔っ払いオヤジが話したそうにしているのを振り切って寝たふりしているうちに成田に到着。2時間でよかった!

3日で海外旅行、というのは初めてだったが、たったの3日だと疲れがほとんど残らないのがいい。次回は、季節を変え、プサン映画祭にでも行ってみたい。
後日談:土産用に買った「かぼちゃ飴」。開けてみたら大きな固まりになってしまっていた。ちょっとした熱でも解けてしまうので、土産で買うのは要注意!

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